インフルエンザの感染が広がっています。
沖縄県は10日、インフルエンザ注意報を発表し、手洗いや換気などの感染対策を呼びかけています。
9月29日からの1週間に県内45の定点医療機関から報告されたインフルエンザの患者の数は548人となり、基準値を超えたことから県は10日、注意報を発表しました。
年齢別に見ると5歳~9歳が129人で最も多く、次いで1歳~4歳が114人、10歳~14歳が105人と、子どもたちの間で感染が広がっていて、9月29日からの5日間に、本島北部と中部の4つの小中学校で学年閉鎖や学級閉鎖の措置がとられました。
注意報が発表されるのは、2月にインフルエンザ警報が解除されて以来、約7カ月ぶりです。
県は感染拡大を防ぐため、手洗いや咳エチケット、換気などの対策や予防接種を呼びかけています。