秋の深まりとともに、北アルプス、立山黒部アルペンルートでは紅葉が進んでいます。
今年はこの10年で最も鮮やかになっているということです。
*リポート
「黄色、緑、赤、山吹色の木々が山肌を染めています。空気もひんやりとしていて秋の深まりを感じます」
標高2316m、立山黒部アルペンルートの大観峰駅。
黒部平駅へ向かうロープウェイに乗ると、真下にタンボ平の紅葉が広がっていました。
先月中旬から色づき始め、今が見頃です。
こちらは標高1828mの黒部平庭園。
秋晴れの青空に雄大な立山連峰、そして紅葉のパノラマが映えていました。
*観光客
「きれい。ばっちり、最高」
「空気が良くて、天候もよくて最高」
「初めて来たけど、めっちゃきれいでびっくりした。退職してやっと旅行にいけるようになったので『今年こそは』と思って来た」
立山黒部貫光によりますと、今年は夏の猛暑の影響が心配されていましたが、先月中旬から冷え込みが強まり寒暖差が大きくなったことでこの10年で最も鮮やかになっているということです。
立山黒部アルペンルートの紅葉は、このほか室堂平や弥陀ヶ原でも今が見ごろ。
そして紅葉前線は徐々に麓に向かい、今月下旬以降は、標高1000m前後の美女平や称名滝で楽しめるようになるということです。