諏訪神社の秋の大祭、長崎くんちが9日幕を閉じました。
 
庭先回りを終えた踊町はそれぞれの町に戻り「仕舞踊」で締めくくりました。
 
9日午後10時ごろ長崎市の浜町アーケードには龍踊を奉納する諏訪町の姿がありました。
 
白龍に、青龍それに子供たちが操る子龍が躍動し、心待ちにしていた多くの人々はくんち最終日の雄姿を目に焼き付けていました。

訪れた人
「子どもたちが頑張っているのに感動した」
 

諏訪町は庭先まわりでの3日間で、あわせて約1200軒をめぐり、集大成はわが町で仕舞踊。
 
龍の動きを止めず、一瞬のうちに龍方が入れ替わる棒交代や、2匹の龍が共演する双龍の舞など「優雅・勇壮・美しく」を掲げ仕上げてきた趣向に、大きな歓声が上がりました。

龍方 安田知晴さん
「やりきったのでよく覚えてない」「(息子が)一皮むけてよく成長したと思う」

子龍 安田來叶さん
「練習を頑張ってよかった」

子龍 廣高龍ノ介さん
「やっぱり楽しかった」「(次は)囃子で出て(さらに)7年後は大龍で出たい」

「諏訪町ヨイヤー」

山下寛一総監督
「新人が多い中で、どのくらいの奉納ができるか心配していたが親心とは別に、よくできたなと思っている」「後継ぎができたという実感がある」
 
諏訪町は、裏方まで含めると200人以上の大所帯。
 
互いを称えあい、早くも7年後の奉納を見据えていました。

テレビ長崎
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