2026年2月に投開票が行われる長崎県知事選挙に、現職の大石賢吾知事が出馬を表明しました。

大石知事は「新しい長崎県を県民の皆さまと引き続きつくっていきたい」と、2期目への抱負を語りました。

大石 賢吾 知事 
「次の長崎県知事選挙に立候補する決意をいたしましたので、正式に発表をさせていただきます」

大石賢吾知事(43)は午後5時から県庁で会見を開き、2026年2月に投開票が行われる県知事選挙に立候補すると正式に表明しました。

大石知事は五島市出身の医師で、厚生労働省や日本医療研究開発機構などを経て、前回2022年の県知事選で当時の現職を541票差で破り初当選しました。

これまでの3半、社会情勢が変わる中で32件の企業誘致で2000人の雇用を生み出し、地方の課題解決のためスタートアップに尽力するなど全力で取り組んできたと述べ、引き続き、前に進めたいと抱負を語りました。

大石 賢吾 知事
「新たな視点を取り入れて始めてきたもの、それについて、しっかりと伸ばしていくとか実現していくことが必ずこの長崎県に必要だというふうに思いましたので」

人口減少が進む中でも、新たなテクノロジーを取り入れてこれまでに見たことがない社会をいち早く長崎県で実現したいとしています。

一方、たびたび指摘された政治資金問題については、後援会の組織体制を整え、リテラシーを上げていくとしています。

無所属で出馬する方針で、10日午前、自民党県連に推薦願を提出したということです。

県知事選挙には、これまでに元副知事で復興庁元統括官の平田研さん(57)が出馬を表明しています。

県知事選は2026年1月22日に告示、2月8日に投開票が行われます。

テレビ長崎
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