長崎市の諏訪神社の鎮座400年を祝い、8日夜、長崎くんちのお旅所で国指定の重要無形民俗文化財「上五島神楽」が奉納されました。
8日夜は、上五島神楽保存会の15人が長崎市元船町に設けられた長崎くんちのお旅所で、7つの舞を披露しました。
400年以上の歴史を持つ上五島神楽には、舞の種類が30あります。
大太鼓や小太鼓の激しいリズムに乗った躍動感ある舞やみやびな舞など、メリハリが効いているのが特徴です。
フィナーレは獅子舞。
天狗と獅子が魔を払おうと、お旅所内を駆け回ります。
くんちでの奉納らしく、集まった諏訪神社やくんちの関係者、それに見物人からは何度もアンコールの「もってこーい」がかかり、会場は大いに沸きました。
長崎くんちは9日が後日(あとび)で、午後からは3体のご神体が諏訪神社に戻る「お上り」が行われます。