地域に貢献する医療人を育成しようと、松江市のしまね信用金庫が、市内の医療専門学校の奨学生に奨学金を贈りました。
松江市の松江総合医療専門学校で行われた奨学金の授与式では、しまね信用金庫の藤原俊樹理事長から、2025年度の奨学生9人に認定証と奨学金20万円の目録がそれぞれ手渡されました。
看護学科1年・内田蓮実さん:
「この奨学金をいただき、私たちの志す道が広がることをうれしく思います。奨学生としての自覚と責任を持ちながら、この先の学校生活を送っていきます」
この奨学金制度は、しまね信用金庫が卒業後5年間、県内の医療機関で働く意思を持つ専門学校生を対象に創設したもので、2025年度で奨学生は80人になりました。
奨学金を受け取った奨学生:
「授業料だったり、進学するにあたってかかる費用の負担が大きかったりするので、母親を支えるためにこの仕事を目指したので、奨学金をいただいて勉学にさらに励みたいと思います」
しまね信用金庫では、今後も奨学金制度を通して地域に貢献できる医療人の育成を支援していきたいとしています。