鳥取県岩美町の高校で鳥取砂丘の砂を使って砂像を作る出前授業が行われ、生徒たちが砂像制作に挑戦しました。
岩美町の岩美高校であった出前授業。
砂像作りに使っているのは、鳥取砂丘の砂です。
この出前授業は、鳥取の砂で地域おこしをしている「鳥取砂のルネッサンス実行委員会」が高校生たちに地元の魅力を再発見してもらおうと、2024年から県内各地の高校で行っています。
岩美高校では、7月上旬から選択授業で美術を選んだ1年生20人が3人から4人のチームに分かれて、砂の運搬や下書きなどの砂像づくりの一連の流れを体験してきました。
10月8日は授業の締めくくり。
「こういうところの内側を彫っていったらはっきりしてくる。」
生徒たちは実行委員会の人からアドバイスを受けながら自分でデザインした砂像に名前を掘るなどして仕上げていきました。
授業では「猫」や「トカゲ」などの3つを作業。
生徒:
「砂を彫るところが大変でしたが作っているうちに楽しくなり、みんなで協力することも楽しくなりました。」
「砂で形を表す方法というのを美術で学べました。猫の形を特に見てほしいと思います。」
鳥取砂のルネッサンス実行委員会・花井健太さん:
鳥取といえば砂というものがあると思うので、鳥取ならではの砂の特徴にもう一度気づいてもらえたらなと思っています。
完成した砂像は、10月15日から日間開催される学園祭で披露されます。