島根県益田市で特産のアールスメロンの出荷が、10月8日から始まりました。

益田市産のアールスメロンは、夏場に出荷されるアムスメロンに続く秋のメロンとして栽培されています。
市内で40の農家が約560アールで生産に取り組んでいて、島根県内では100パーセントのシェアです。

市内の選果場で出荷作業が始まり、JAの関係者や生産農家など約50人が選別機で大きさごとに仕分けられたメロンを丁寧に箱詰めしていきました。

JAによると2025年は9月中旬まで猛暑が続き、生育が心配されましたが、生産農家が農業用ハウス内の温度をこまめに調整したことなどから平均糖度は14度以上と甘く、大きさも例年並みに仕上がったということです。

JAしまね益田メロン部会・世良竜一部会長:
糖度ののりもよく、出来栄えもよく、おいしいメロンになっています。

JAは11月中旬までのシーズン中、2024年並みの176トンを出荷し、1億1200万円余りの売り上げをめざしていて、山陰両県や広島のほか関西方面に出荷するということです。

TSKさんいん中央テレビ
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