10月に入っても気温が高い日が続いている県内。長引く暑さの影響は秋の代表的な味覚のクリにも出ています
栗拾い体験ができるあわら市の朝倉梨栗園は、厳しい残暑の影響で例年より10日遅く5日にオープンします。園では晩生の品種「丹波栗」を約200本を育てています。
クリを覆うイガが開いて地面に落ちたものを収穫しますが朝倉哲哉さんは「晩生の栗は夜の最低気温が下がらないと開かない。1週間ほど前から熱帯夜の25度から下がって20度近くになってきたのでやっと開き始めた」と話します。
朝倉さんによると、クリは他の果樹より暑さはに強いものの、今年の記録的な暑さの影響で、色付きやイガが開くのが例年より1週間から10日ほど遅れているいいます。
出来については「台風の影響も全くなかったので実のつきは十分。作柄的には今年はどちらかというと良い方。やっと開園できるのはとても嬉しい」と話しています。
栗拾い体験は5日から10月16日頃まで楽しめます。
