田久保市長に対する不信任案可決に伴う市議会の解散で行われる伊東市議選。10月1日までに事前審査が終わり30人前後が立候補するとみられています。

記者:
市議選まで10日になりました(市議選の)候補者も30人ほどになりそうですがどのようにみてますか?

午前10時前に登庁した伊東市の田久保市長。

10月2日も報道陣の問いかけに答えることはありませんでした。

田久保市長の議会解散により19日に行われる伊東市議選。

その構図も固まりつつあります。

9月30日と10月1日に行われたのは立候補予定者の事前審査です。

必要な書類を受け取っていたのは38陣営ありましたが、この事前審査を終えたのは31陣営。

審査後に1人が断念し、これまでのところ前職18人と新人12人が立候補するとみられます。

これまでに田久保市長を支持すると明言している立候補予定者は1人。

また、田久保市長に近い立場の立候補予定者が2人、他にも数人態度を明確にしていない新人候補もいます。

田久保市長が再びの不信任を阻止するためには市長に近い立場の候補者7人の当選が必要ですが、これまで市長自身が擁立することはないと話しています。

また、今後の議会に期待することとして語っていたのが「議員それぞれが市政をけん引していくこと」と「新しい力の出現」です。

伊東市・田久保眞紀 市長:
議員は議員の意思と考えで市政を牽引していく立場であるべき。私自身が議員であったこともあり、私に常にイエスマンであるような議会であってはならないと思う。ただ、今の状況を鑑みて、もっといろいろな議論・結論があって然るべしと考えているので、そういった意味での新しい力に期待をしています

今回の市議選では田久保市長に対し、どのような姿勢で臨むのか明らかにせずに出馬する人もいるとみられています。

停滞する市政をどう進めていくのか関心が集まる中で行われる伊東市議選は10月12日告示、19日投開票です。

テレビ静岡
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