4日、いよいよ自民党の新総裁が決まります。
総裁選に立候補しているのは、小林元経済安保相、茂木前幹事長、林官房長官、高市前経済安全保障担当相、小泉農林水産相の5人です。
FNNの最新の調査では、全国の党員票と国会議員票を合わせて、トップは小泉氏で、高市氏と林氏が2位争いを展開しています。
1回目の投票では決まらず、上位2人による決戦投票が確実視されています。
決戦を前に、新たなトップには誰がふさわしいか、求められるリーダー像について街の声を聞きました。
田島嘉晃アナウンサー:
「あすはいよいよ自民党総裁選。町の人はどんなリーダーを求めているんでしょうか」
50代男性会社員:
「林さんかな。他の候補よりは信頼できる。増税はそろそろやめてほしい。税や社会保障費の上がり方が結構激しい印象がある。物価が上がっている時ぐらいはやめてほしい」
30代女性:
「小泉さんかな。備蓄米放出をすぐやってくれた。現金給付の今だけのお金じゃなく減税してほしい。税抜き価格で表示していて税込みになると高く感じる。せめて食品だけでも減税してもらえたら」
80代女性:
「林芳正さん。私は世襲が好きじゃないし、旧安倍派も好きではない。林さんは石破さんの側近だったから。安倍派は裏金事件があったから裏金はやはり頭をよぎる。物価が高いので、物価を少し抑えてもらいたい」
20代男子学生:
「高市さん。株が好きなので、マーケットに良い影響あると思うし、フレンドリーだから。言うことが一環していて目的がぶれない人がいい。石破さんも過去の発言とニュアンスが違うことがあった。軸とした目的や個性はぶれずにいてほしい」
新しい総裁を選ぶ自民党総裁選は、4日午後1時から国会議員の投票が始まります。党員票も合わせた1回目の投票で決まらず、国会議員のみによる決戦投票になれば、午後3時20分ごろに新総裁が決まる見通しです。