来年春のセンバツ甲子園につながる秋の九州高校野球。
その県予選の決勝戦が行われ、九州大会に出場する2校が激突しました。

決勝は投手陣を中心に接戦を勝ち抜いてきた第1シード、宮崎学園と、機動力が持ち味の第6シード、小林西が対戦。

試合は初回から動きます。

小林西は、ツーアウトから相手エラーと盗塁でランナーを2塁に置いて、4番満永。
ライト前へのタイムリーで先制します。

さらに小林西は3回。
ワンアウト1塁から2番庄司が左中間にタイムリースリーベースを放ち、まず1点。
児玉もライト前へ運び、小林西が3対0とリードを広げます。

これに対し、追いかける宮崎学園は5回、フォアボールとヒットなどでワンアウト3塁、2塁のチャンス。
しかし、後続が倒れ得点できません。

8回、宮崎学園はこの回先頭の河野が右中間を破るスリーベースでチャンスを作ります。

ワンアウト後、一木の内野ゴロの間に3塁ランナーが還り2点差とします。

それでも小林西はそのウラ、ワンアウト3塁、2塁とし井料がスクイズ!再び3点差とします。

小林西は最終回を3人で抑え、4対1で勝利。
13季ぶり5回目の優勝を飾りました。

(小林西 庄司小哲主将)
「絶対に負けないという強い気持ちで臨んだ」
「自分たちのペースで試合を進めることができたのでよかった」
「九州大会で優勝して、春のセンバツに出ます」

小林西と宮崎学園の2校は、10月25日から宮崎市で開催される秋の九州高校野球大会に出場し、来年春のセンバツ出場を目指します。

テレビ宮崎
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