障害者が創作した絵画や書道などを展示した作品展が、鳥取県米子市で開かれています。
米子市美術館で開催されている『共に生きるアート展 KANSEI』。
作品を通じて障害者への理解を深めてもらおうと米子市が毎年開催していて、2025年で12回目です。
会場には、市内の障害者支援施設や特別支援学校に通う人たちが制作した絵画や書道、それに写真など117点が展示されています。
作品のひとつ「絆」は、支援施設の利用者が協力して制作し、一枚の紙をみんなの手形で埋め尽くしました。
また、『シールをランダムに貼る』という自由な発想から生まれた芸術作品です。
作品展のタイトル、『KANSEI』には、障害者の「感性」に基づいて「完成」した作品を見て「歓声」が上がってほしいという思いが込められています。
米子市障がい者支援課・八幡武衡さん:
障害のある方の多彩な感性による見ごたえのある作品がたくさん揃っております。皆さんも感性を刺激されに来ていただければと思っています。
この作品展は、米子市美術館で10月6日まで開かれています。