国内の金の価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭小売価格は、14日午前9時半の時点で前の週より618 円値上がりして1グラムあたり2万2000円を初めて突破し、2万2326円と最高値を更新しました。

13日のニューヨーク市場でも、金の先物価格が大きく値上がりし、1トロイオンス=4100ドルを超える水準で取引を終えています。

アメリカで政府機関の一部閉鎖が長引き、米中の貿易摩擦をめぐる懸念がくすぶるなか、安全資産とされる金の買いが膨らんでいます。