2025年4月に小中学生を対象に行われた全国学力調査の全国順位が、9月30日に公表されました。
山陰両県は島根県の小学校が45位など、小・中学校すべてで下位に低迷していることがわかりました。
全国学力調査は、文部科学省が全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に毎年実施しています。
2025年は、国語と算数・数学、それに理科の3教科で行われ、山陰両県では約2万人の児童・生徒がテストに臨みました。
文科省がすでに公表している正答率では、両県ともに3教科すべてで全国平均を下回っていました。
そして、30日に新たに公表した2024年と同じ国語と算数・数学を合計した全国順位が、島根県は小学生が45位、中学生が32位。
鳥取県は小学生が40位、中学生が45位と、2025年も下位に低迷していることがわかり、特に鳥取県が2024年から順位を大きく落としたことが目立っています。
両県の教育委員会は、どこで子どもたちがつまづいたのか、課題を洗い出し授業内容の改善につなげたいとしています。