アメリカのホワイトハウスは、日本時間の10月14日午後から輸入木材への関税を発動すると発表しました。
日本には15%未満の関税が課されます。
ホワイトハウスによりますとトランプ大統領は29日、海外から輸入されている木材製品の現在の量が「国家安全保障を損なう恐れがある」として、輸入木材に10%、洗面化粧台やキッチンキャビネット、布張りの木製品に25%の関税を課す文書に署名しました。
木材への関税は日本時間の10月14日午後1時過ぎに発動され、日本とEU=ヨーロッパ連合は交渉に基づき「関税率は15%を超えないようにする」としています。
一方、アメリカ側が持つ懸念に対処しなかった国に対しては、2026年1月1日から布張りの木製品に30%、キッチンキャビネットや洗面化粧台には50%を課すとしていて、さらなる関税の引き上げを警告しました。