■ 安全運転技術を白バイ隊員が直接指導
大阪府内でバイクの交通事故が増加していることを受け、泉南市の自動車教習所で安全運転の技術を学ぶイベントが開かれました。
27日、泉南自動車教習所には、バイク愛好家など25人が、自慢の愛車とともに集まりました。
イベントでは、大阪府警・交通機動隊に所属する白バイ隊員2人が、参加者にバイクの点検方法や安全な乗車姿勢などを説明。
その後、参加者は白バイの先導で、教習所内に設置されたコースを走行し、安全運転の技術を学んでいました。
■「特に交差点での右直事故に注意」警察が呼びかけ
イベントに参加した大学院生の水谷一耀さん(24)と大学生の請関花恋さん(21)は、
「カーブでは、行きたい方向に目線を向けることを意識したい」
「普段、出発前の点検をあまりしていないが、特にブレーキは命に関わるので、きちんと点検しようと思った」と話しました。
大阪府内では、ことしに入って(9月25日現在)1万7000件以上の交通事故が発生。
死亡者は84人でそのうち27人がバイクでの事故となっています。
また、泉南警察署管内では、バイクでの交通事故による重傷者が8人と、去年の同時期と比べて2倍になっているということです。(※8月末現在)
泉南警察署・加納利浩交通課長は、「二輪車は交差点での右直事故が多い。普段から安全運転の技術を身につけることを心がけてほしい」と呼びかけています。