和歌山市内で2歳の長女に虐待を加え、治療を受けさせずに死亡させた疑いで逮捕された26歳の両親が「虐待が疑われることを恐れ、病院を受診しなかった」と供述していることが警察への取材で分かりました。
和歌山県紀の川市の建設業、平晴流容疑者(26)と妻の菜々美容疑者(26)は、去年秋ごろから長女の流菜ちゃん(当時2)を日常的に虐待し、治療を受けさせずに死亡させた疑いで逮捕され、きょう=27日送検されました。
2人は容疑を認めていますが、流菜ちゃんを病院に連れて行かなかった理由について、「虐待が疑われることを恐れた」と供述していることが警察への取材で分かりました。
虐待が始まった時期については去年の秋ごろから始まったと供述していて、動機の解明を進めています。