滋賀県・高島市に住む65歳の男性が、投資のサポートを騙ってLINEで指示された送金を繰り返しおよそ1億300万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によると高島市に住む無職の男性(65)はことし6月、株式情報のメールを受け取り、そこに記載されていたリンクからLINEのアカウントを登録しました。
すると「投資のサポートをする日本人女性」や「外資系の資産運用するカスタマーサポーター」を名乗る人物とやり取りを行うようになり、「投資の運用は全て任せて下さい」などのメッセージを受け取りました。
男性は指示されて登録したアプリを通じて投資資金として送金するようになると、アプリ上で利益を得たことになりました。
その後、「利益の20%の慈善投資がないと口座が凍結される」、「現金で引き出すためには税金を払う必要がある」などと送金を要求されそのたびに送金を繰り返したということです。
送金は今月11日までにあわせて21回に上り総額はおよそ1億300万円にのぼるということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、必ず警察に相談するよう注意を呼びかけています。