沖縄盲学校であん摩マッサージ指圧師など国家資格の取得を目指す生徒たちが26日、企業を訪問し、職員に施術をする臨床実習に臨みました。
26日、浦添市の企業を訪れたのは、沖縄盲学校の高等部専攻科でマッサージやあん摩を学ぶ生徒たちで、これまで学んだ技術を活かして臨床実習に臨みました。
生徒たちは、職員の体の状態を確認しながら、首や肩、腰などを丁寧にほぐしていました。
沖縄盲学校 高等部専攻科 神里忠寿さん:
患者さんとコミュニケーションを取りながら、最終的には患者さんにありがとうと言われるのが一番嬉しい
沖縄盲学校 高等部専攻科 上江洲星奈さん:
私は治療院に就職したいと考えています。患者さんにとって心地良いなと思える施術者になりたいです
近年、企業が「はり師」や「きゅう師」などの国家資格を取得した人をヘルスキーパーとして採用する動きも広がっていますが、県内ではまだ11社に留まっていて、沖縄盲学校では企業への実習を通して周知に努めたいとしています。