福岡・北九州市のファストフード店で中学生2人が殺傷された事件で、44歳の男が殺人などの罪で起訴されました。

平原政徳被告(44)は2024年12月、北九州市小倉南区のファストフード店で、当時中学3年生だった中島咲彩さんの腹部を狩猟用ナイフで刺して殺害。男子生徒に重傷を負わせたとされています。

平原被告は警察の調べに、「2人と目があって笑われ、ばかにされたと思った」などと供述する一方、被害にあった男子生徒は面識はないと話していることなどから、一方的に2人を襲ったとみられています。

検察は平原被告の精神状態を調べるため、2025年1月以降、2回にわたり、合わせて8カ月間、鑑定留置を行い、刑事責任能力を問えると判断したとみられます。

テレビ西日本
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