9月25日、北アルプス白馬岳でシンガポール国籍の会社員の42歳男性が体調不良のため行動不能となり、翌朝ヘリコプターで救助されました。
9月25日午前9時過ぎ、同行者から「低体温症で動けません」と警察に通報がありました。
男性は24日に2人パーティで入山し、25日、白馬岳から下山中、三国境付近(標高2800メートル)で体調不良のため行動不能となったということです。救助要請を受け、地元の遭対協の救助隊員が出動し、男性を救助、正午前に近くの山小屋に収容しました。
一晩様子を見ていたものの、男性の体力が回復せず、26日正午過ぎ、長野県警ヘリコプターで救助されました。
男性はカッパを着ていたものの、当時、周辺は雨が降り、風も吹いていて気温も下がっていたとみられます。