愛媛県の松前町は26日、将来的な多目的アリーナの整備などスポーツエンターテイメント施設の構想を発表しました。アリーナの整備を巡っては松山市が先行して計画するなか、田中浩介町長は「中予に2ついらない」とし、投資する民間企業次第で町内にできる可能性はあるとしています。
田中浩介町長:
「アーバンスポーツパークの延長線上にアリーナの整備可能性を検討してまいります。多世代のスポーツエンターテイメント空間を創出できれば、かなり中予にとっても愛媛にとってもインパクトになる」
松前町にとりますと、新たなスポーツエンターテインメント施設の構想では、第一段階として2028年頃までに四国最大級のアーバンスポーツパークを整備。子どもや若い世代に人気のスケートボードや自転車のBMXのほか、高齢者向けのフィットネス施設など幅広い世代が楽しめる施設を目指し、10月にも検討会を立ち上げる予定です。さらに…
田中町長:
「さらにその先にはフェーズ2として考えているのが将来的な“大規模多目的アリーナ”の構想を構築したい。模索したいと考えております」
アーバンスポーツ施設の整備後、将来的に検討する考えを示したのがスポーツやコンサートなどに対応した大規模なアリーナ整備。空港から約20分圏内で、愛媛有数の集客力を誇る「エミフルMASAKI」との相乗効果も期待できるとしました。この一方で…
田中町長:
「アリーナはこの圏域に2つはいらないと認識してる。もし松山市が今後動かれて実現するのであれば松前町に必要ない」
先行して松山市がアリーナ整備を計画するなか「中予に2つはいらない」と言及。ただ田中町長は「アーバンスポーツとか商業施設(エミフル)のシナジーを感じて投資する企業が現れたら、可能性はゼロではない」と話し、あくまでボールは事業者にある認識を示しました。
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