福島市が太陽光発電施設の事業者に条例に基づき勧告を行った。
これは9月25日福島市の木幡市長が記者会見で公表した。2025年4月に施行した再エネ条例に基づき市が勧告したのは、市内北部で太陽光発電施設を運営する県外の事業者。
市によると、2025年8月、雨の影響で施設の斜面一部が崩れ、約70mにわたって市道の冠水や土砂の流出が確認された。そのため市は「今後も同様の事故が発生する恐れがある」と判断し、事業者に再発防止などを求めた。
この太陽光発電施設では、2025年1月にも同じ斜面が崩れ、事業者が復旧工事を行っていた。再エネ条例に基づく勧告は今年7月以来2例目。