サッカーJ2ブラウブリッツ秋田に、2026年のシーズンにJ1でプレーするためのライセンスが交付されることが決まりました。
Jリーグは25日、J1からJ3までの各リーグで戦うために必要なクラブライセンスの判定結果を発表し、J2のブラウブリッツ秋田に2025年のシーズン同様、条件付きでJ1ライセンスを交付しました。
ブラウブリッツ秋田の本拠地・秋田市のソユースタジアムは、トイレの数と屋根のカバー率が基準を満たしていないため、改善に向けた計画をリーグに提出することを義務づける「制裁」が科されました。
新しいスタジアムを巡っては、秋田市が「ASPスタジアムの改修」と「八橋運動公園での新設」を並行して検討しています。
Jリーグはブラウブリッツについて「新スタジアム整備の基本計画すら策定されておらず、実現が不透明であると言わざるを得ない状況」とした一方で、「一定の進捗(しんちょく)が確認できた」と判断しました。
なおJリーグは、2026年から秋に開幕し春に終える秋春制となるため、2026年のシーズンは2月から6月まで、昇格・降格のない特別日程で実施されます。