福井県は25日、県内の感染症発生状況を発表しました。県内でも猛威を振るった「伝染性紅斑」いわゆる“りんご病”は、医療機関あたりの感染者数が警報の目安となる「2」を5週ぶりに下回りました。
県によりますと、4年から5年に1度流行すると言われている「りんご病」の感染者数は5月12日の週に1医療機関あたり2.04人と、警報レベルの感染者数「2」を上回りました。その後も感染者数は高い水準で推移していましたが、9月15日からの週は1.48人と、警報の目安を5週ぶりに下回りました。
その他、9月15日からの1週間に県内39の指定医療機関から報告された感染症の上位3つは▼新型コロナウイルス▼感染性胃腸炎▼RSウイルスでした。
このうち、新型コロナウイルスの1医療機関あたりの感染者数は6.95人と、ピークとなった9月1日からの週の7.95人と比べて2週連続で減少していますが、県は例年通り冬にもピークが来るとみています。
