「純プラチナ」が装飾された作品で国内外から評価を受ける陶芸家・山本一洋氏の遺作展が、9月25日から宮崎山形屋で開かれています。

遺作展では、今年3月に80歳で亡くなった長崎県出身の陶芸家・山本一洋氏が手がけた飾壺や陶筥など約40点の作品が展示・販売されています。

山本一洋氏は、色づけが難しく変色しやすいため陶芸には不向きとされてきた95%以上の純度を持つ「純プラチナ」を陶磁器に焼きつけ、色づけする「純プラチナ彩」と呼ばれる技法を独自に生み出しました。

伊万里焼の伝統技法を守りながら数年かけて作られる、美しい色づかいと緻密な文様は「セラミックの宝石」と称賛され、国内外で評価を受けています。

この山本一洋遺作展は、宮崎山形屋新館5階大催場で来週月曜日まで開かれています。

テレビ宮崎
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