岩手県奥州市内のガソリンスタンドでは、災害によって停電が発生した場合に備えて、発電機を使って緊急車両に給油する訓練が、9月24日に行われました。

訓練には奥州市や金ケ崎町からガソリンスタンドのスタッフなど約20人が参加し、震度6の地震によって停電が発生した想定で行われました。

訓練では、店にいる客の安全確保や給油設備の点検など地震が起きた時の手順を確認しました。

また、停電への対処として発電機を動かして非常電源に切り替え、実際に緊急車両に給油を行いました。

訓練を実施した県石油商業組合によりますと、組合に加盟する県内384カ所のガソリンスタンドの9割以上で、災害時に給油できるよう発電機を設置してるということです。

県石油商業組合 千葉政則専務理事
「円滑にエネルギー供給できる体制が大事。災害時に安定して燃料供給ができるよう訓練を実施している」

県石油商業組合では11月に花巻市でも訓練を実施する予定です。

岩手めんこいテレビ
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