自身が経営するゲストハウスに宿泊した女性に薬物を飲ませ、性的暴行をしたなどとして、準強制性交等の罪などに問われている男に有罪判決です。

判決を受けたのは、岡山・里庄町のゲストハウス経営・武内俊晴被告(51)です。

判決によりますと武内被告は、2019年8月から2022年6月にかけて、宿泊した女性に睡眠作用のある薬物を飲ませ、性的暴行をしたほか、浴室の脱衣所に設置したカメラで女性の裸を撮影したものです。

被害者は合わせて10人に上ります。

24日の判決公判で岡山地裁は「被害者の尊厳を無視した悪質極まりない犯行。女性たちを次々に誘い込み、その毒牙にかけていく様は目を背けたくなるおぞましさである」としたうえで、「黒い影に命令されて犯行に及んだなど荒唐無稽な弁解に終始していて、自らの責任と向き合うことすらしていない」などとし、懲役28年の求刑に対し、懲役26年の実刑判決を言い渡しました。

岡山放送
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