絵画や書道、手の込んだ手工芸など、年齢を重ねたお年寄りたちの力作が並びます。

「シルバー作品展」が24日から長崎市役所で始まりました。

長崎市シルバー作品展は、1973年から長崎市老人クラブ連合会と共催で開催されています。

53回目となる2025年の出展数は373点と、2024年より43点少ないものの、100歳以上が手がけた作品は2024年より8点増えて17点です。

24日朝、長崎市役所で開会式があり、個人作品や団体作品など3部門の最高齢者に鈴木市長から「すこやか長寿賞」が贈られました。

美明フミコさんは101歳。持ち前の画才で扇子に鯉を描きました。

向井照子さんも101歳です。

施設の仲間と一緒に被爆80年に千羽鶴を折り、つなぐ色合いをコーディネート。

木目込みの手芸で「小鳥と苺のリース」を仕上げたのは102歳の木下リエさん。

若いころから和裁や洋裁に親しんできました。

すこやか長寿賞 木下 リエ さん(102)
「(表彰は)うれしかけど、恥ずかしか」
「わたし、あんなのが好きやもんね、目もよう、見えんとにね」

長崎市シルバー作品展は、26日(金)までの3日間、長崎市役所2階の多目的スペースで開かれています。(最終日は15時まで)

テレビ長崎
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