日本一の魚種とトップクラスの漁獲量を誇る長崎の魚の魅力を生かして観光客向けの新しい商品を作り出そうと、長崎市で飲食や観光、小売などのプロたちが議論を重ねています。

観光客にとって、長崎市は特に「魚」のイメージが強いものの、長崎市で食べた料理はちゃんぽんや皿うどんが最も多い…。

そんな「魚のまち」にとってはショッキングな調査データも交えながら、長崎の魚のよさ、長崎らしさを探ります。

長崎市役所で開かれた「魚のブランディングミーティング」には、料亭やすし店、ホテルやスーパーなどの関係者8人が集まりました。

まずは、長崎の魚のよさをワークショップ形式で書き出していきます。

「じゃらん」リサーチセンター 田中 優子 研究員
「これは結構、特徴的やったかな。ほか(の地域)ではなかなか上がらないんですけども、長崎市民、県民がすごく魚に対する厳しい目を持っている」
「漁師さん、仲買いさん、魚市場の関係者の人とか、各々のポジションの人が技術が高い」
「浜のところから、消費者の最後のところまでそこ(技術)にこだわった。消費者としてはそれが当たり前になったのかなと」

目指すのは、丼やしゃぶしゃぶのように提供のスタイルを工夫した”王道”といえる魚の新商品です。

市では、これから5~6回のワークショップを経て、2025年12月にも新商品を販売したい考えです。

テレビ長崎
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