秋分の日を過ぎて、鹿児島県内も朝夕はちょっとずつ涼しくなってきましたが、日中の暑さはまだ続いています。

夏から秋へとうつろうこの季節の動物園を祝日の23日、のぞいてきました。

鹿児島市の平川動物公園です。

そろそろ暑さも落ち着いてほしいところですが・・・。

田中慎介記者
「午前中は比較的過ごしやすかった平川動物公園ですが、正午前後を境に、急に日差しが強くなりました。クロヒョウも日陰でぐったりとしています」

タイリクオオカミも・・・ベンガルヤマネコも・・・

2025年4月に平川動物公園に仲間入りした双子のライオン、サンとアサヒも日陰から出ようとしません。

来園者
「暑くて(日陰から)出られないのかなと思う」
「もちろん(飲み物は)持ってきた方がいいと思う。倒れたら大変なので」

涼しい霧が出る装置の前で体を冷やす女の子の姿も。

暑さ対策がまだまだ必要ですが、全ての動物が暑さに参っているというわけではありません。

子どものブタオザルは暑さをものともせず、元気いっぱい。

散々暴れまわった挙句・・・。

「落ち着きなさい!」とお母さんから怒られているようでした。

幼児
「あ!またいたー!」

お母さん
「あれ何?」

幼児
「ゾウさん」

動物園の人気者・ゾウもなにやら面白い行動をとっています。

お母さん
「(ゾウは)何した?」

幼児
「こうした!」

平川動物公園によりますと、ゾウは日よけのために砂や草を自分の体にふりかける習性があるということです。

動物たちの暑さ対策を探してみるのも、この時期ならではの動物園の楽しみ方かもしれません。

鹿児島テレビ
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