那覇市議会の一般質問で議員がトランスジェンダーの性自認を巡り「伝染する」などと発言したことについて那覇市の知念市長は「適切ではない」との見解を示しました。

参政党の和田圭子議員は9月12日の市議会一般質問でLGBT教育について質問した際、心と体の性が異なるトランスジェンダーについて「伝染する」「心の性別に基づく配慮よりも心の傷を治療できる心理士を紹介すべきではないか」などと発言しました。

那覇市の知念市長は24日、和田議員の発言について次のように述べました。

知念覚那覇市長:
伝染とか治療という言葉はこれは適切ではないんじゃないかなと思いますよ。この問題に対する我々の答えですねこれはもう多様性・寛容性っていうのは基本的な姿勢ですので市の立場、執行部の立場としてこれは明確にしておきたいという風に思います

知念市長はこのように述べ「多様性を認めていく社会を作るべき」との考えを示しました。

沖縄テレビ
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