那覇市が所有する土地の所有権をめぐる贈収賄事件で収賄の罪に問われている元那覇市議会議長の初公判が24日開かれ元議長は起訴内容を認めました。
この事件は那覇市が所有する土地の所有権をめぐり便宜を図る見返りに現金あわせて5000万円を受け取ったとして那覇市議会の久高友弘元議長のほか4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。
収賄の罪で起訴された久高友弘被告(77)はきょうの初公判で「正しいと思う」と起訴内容を認めました。
事件をめぐっては死亡した3人を除く3人の裁判が始まっていて贈賄の罪に問われた会社役員の男には有罪判決が下されています。
久高被告の裁判は量刑が争点で、次回の公判は10月8日に開かれる予定です。