石垣市が国民健康保険事業を巡る公文書を改ざんしていた問題で石垣市議会は24日、中山義隆市長の給与を2カ月減額する条例案を可決しました。
この問題は石垣市が国民健康保険事業の特別会計での赤字を補填する補正予算を専決処分した際、実際とは異なる日付を書類に記載し議会でも虚偽の答弁をしていたものです。
石垣市は24日、中山市長と知念副市長の2カ月間の給与を減額する条例案を市議会に提出しました。
第三者委員会を設置しての検証を求める野党が反対しましたが条例案は賛成多数で可決されました。
石垣市中山市長:
1つのけじめと言うか責任と言う事については不信任案を受けての失職ということで責任を取っているかなと思いますけど。副市長が減給処分を検討していましたのでその場合は私も一緒にやろうということで市長副市長で(条例案を)出させてもらいました
中山市長は「改ざん問題の発端は事務の手続きミスだった」との認識を示し「再発防止に取り組む」と述べました。