福岡県須恵町の中学校に補助教員として勤務する男性職員が教員免許を偽造していた疑いがあり、警察が調べていることが分かりました。
問題が発覚した須恵町の町立中学校では、22日夜、保護者への説明会が開かれました。
出席した保護者などによりますと、今年4月に任用された数学の学習補助を行う60代の男性職員について、9月12日、保護者から学校側に対し、「教員免許を持っていないのではないか」という指摘がありました。
教育委員会が男性に聞き取りをしたところ、あいまいに答えたため、町は自宅待機を命じ、その後の聞き取りでは、「原本は手元にない」と話したということです。
この男性をめぐっては、女子生徒に対して不適切な発言をしたという情報も寄せられています。
教育委員会から相談を受けた警察が、有印公文書偽造などの疑いで調べを進めています。