秋田県内のベテラン美容師で組織する県美容講師会の創立60周年を記念したショーが22日、秋田市で行われました。

このイベントは、県内の美容技術の高さを紹介しようと、県内のベテラン美容師で組織する県美容講師会が企画しました。

22日は「花嫁」をテーマに、日本の伝統的な衣装である着物をレースやリボンで飾りつけた個性豊かな作品が次々に披露されました。

続いては、鮮やかな色打ち掛けを身にまとった伝統的な日本の花嫁。華やかな色使いが特徴で、「日本の古き良き風習を守り続けてほしい」という思いが込められています。

ショーの最後を飾ったのは「花嫁道中」です。花嫁道中は日本の伝統的な婚礼行事で、白無垢(むく)に身を包んだ花嫁が新郎の家まで練り歩き、三三九度などを行う婚礼の様子が再現されました。

実行委員長を務めた秋田県美容講師会の山本久博さんは「美容師でなければできない花嫁。先輩から受け継いだ花嫁文化、着付けや化粧などを次の時代にわれわれが引き継いでいく役割がある。ショーを見ていた若い美容学生も含めて『美容師は良い仕事だな』と思ってもらえれば、これからの未来をつくる大きな支えになると思う」と話していました。

ショーの後には撮影会も行われ、訪れた人たちは思い思いに写真を撮りながら日本の伝統に触れていました。

秋田テレビ
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