自民党の総裁選挙が22日に告示され、5人が立候補を届け出ました。5候補の経歴や主張は様々。秋田県民は新しいリーダーに何を求めているのでしょうか。

自民党の総裁選には届け出順に、小林鷹之元経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農林水産相の5人が立候補を届け出ました。

総裁選は党所属の国会議員295票と全国の党員・党友による票・295票の計590票で争われます。22日は県内の党員・党友9451人に投票用紙が発送されました。

物価高対策を含む経済政策や、党の改革の在り方などが主な争点となる総裁選。新しいリーダーに何を求めるか、秋田市で街の声を聞きました。

30代会社員:
「今のところは高市さん推し。日本人ファーストじゃないが、強く昔の日本に戻そうということがあるので、この時代が弱くなっているので高市さんに頑張ってほしい」

50代自営業:
「小泉さんが一番向いているんじゃないかなと思っている。コメ大臣のスピード感というのを証明していたので。ただ、キャリアがまだちょっとないかなと言われているからどうなのかなというところがある」

30代医療関係:
「現政権の中では、何を言ってくれても今までの実績を見てしまうと、今何を言うかという段階にはない印象」

20代会社員:
「地元が神奈川なので小泉さんはなじみがある。実際小泉さんがいいかどうかは別として、より暮らしが豊かになるような人が選ばれたらいいなと思う」

70代無職:
「少し若い人がやったら少しは良くなるんではないかと思うので小泉さん。年のいったものが平和に暮らせるように。10月から病院のお金も上がる。ようやく2割になったと思ったら3割になる。そういうものを減らしてもらいたい」

なお、秋田テレビの取材に対し、冨樫博之衆院議員、御法川信英衆院議員、石井浩郎参院議員は、小泉氏に投票する考えを明らかにしました。

福原淳嗣衆院議員は検討中で、各候補の考えを聞いた上で判断する方針です。

総裁選は10月4日に国会議員投票と開票が行われ、過半数を得た候補が当選します。1回目の投票で過半数を獲得した候補がいなかった場合は、上位2人による決選投票で新しい総裁を選びます。

秋田テレビ
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