水道料金の収納などを行う香川県広域水道企業団は、委託業者の40代の男性社員が水道料金など200万円余りを着服していたと発表しました。顧客への被害などはなく、男性社員は、懲戒解雇されています。
着服していたのは、香川県広域水道企業団が、東讃ブロックの業務を委託している「第一環境」に勤務する40代の男性社員です。
企業団によりますと、男性社員は、水道料金の収納業務などを行っていましたが、2024年3月から25年8月にかけて収められた水道料金の一部と領収書の控えを抜き取り実際よりも少ない金額を企業団に渡していました。
社内からの情報提供で発覚したもので、着服した総額は、約210万円に上ります。着服した金は、借金の返済に充てていたということで、男性社員は、9月12日付で懲戒解雇されています。
企業団は「作業の相互監視などを徹底することで再発防止に努めたい」としています。