国連が定めた「国際平和デー」の9月21日、岩手県盛岡市の神社で地元の書道部の高校生が世界平和を願うメッセージを書き上げました。

この取り組みは書道を通じて平和を訴えようと、名古屋市の団体「和プロジェクトTAISHI」が企画したもので、21日は全国50カ所で一斉に行われました。

このうち盛岡市の岩手護国神社では、盛岡第二高校書道部の8人が縦1.6m・横3.2mの大きな和紙に平和を願うメッセージを書き上げました。

生徒が選んだメッセージの一つ「天下泰平」には、安らかで争いがない世界になることへの願いと、国内で相次ぐ豪雨災害からの復興への祈りが込められています。

盛岡二高書道部 舘澤愛美部長
「平和への願いを一画一画に込めた。世界が平和になって多くの人々の笑顔があふれることを願っている」

書き上げられた書は岩手護国神社の拝殿に1年間飾られる予定です。

岩手めんこいテレビ
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