SNSのグループチャットで投資を持ちかけられ、福岡県北九州市の51歳の女性が現金2000万円あまりをだまし取られていたことがわかりました。
八幡東警察署によりますと、北九州市八幡東区の会社員の女性(51)は5月中旬、SNSを通じて日本人女性名義のアカウント、日本人男性名義のアカウント、証券会社社員を名乗る日本人男性名義のアカウントなど複数と知り合い、グループチャットで投資に関するもうけ話を聞かされました。
その後女性は、彼らから「某証券会社で運用したら利益が出る」などと言われ、投資運用名目等で証券会社社員を名乗る日本人男性名義のアカウントが指定する口座に、7月7日から9月4日にかけて5回にわたり現金合計1234万円を振り込みました。
さらに女性は8月13日と28日に北九州市八幡東区内で証券会社社員を名乗る男性に現金合計800万円を手渡し、合計2034万円をだましとられたということです。
警察はSNS型投資詐欺事件として調べるとともに、
▽SNS・インターネット上の投資話には注意しましょう。
▽「絶対に儲かる」「あなただけ」という話は詐欺です。
▽SNSは、知らない人からの「友達申請を拒否」「メッセージ受信を拒否」する設定にしておきましょう。
などと注意を呼びかけています。