北海道南部で、クマによるとみられる農作物の被害が相次いでいます。特に収穫シーズンを迎えた果物が狙われています。
9月21日午前11時ごろ、厚沢部町美和の農家で、畑の所有者がメロン約200個を食い荒らされているのを発見し、警察に通報しました。
警察によりますと、現場近くにクマの足跡が残されていました。
周辺では、8月からクマとみられる農作物の食害が相次いでいます。9月10日にはトウモロコシ約400本が食い荒らされました。
21日午前7時ごろには、隣町の知内町でも家庭菜園のブドウ7房が食われ、農業用ハウスまで一部壊されました。
ハンターが現場を確認したところ、クマによる可能性が高いということです。