北海道日本ハムファイターズは9月21日(日)、本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOで千葉ロッテマリーンズと対戦し、7対2で勝利しました。

ファイターズは初回、フランミル・レイエス選手(30)が四球で出塁すると、続く水谷瞬選手(24)が初球を見事に捉えて第12号先制2ランホームランを放ちました。8月20日以来、約1ヶ月ぶりの本塁打で、キャリアハイをさらに更新しました。

外角高めのストレートを逆らわずに右中間に弾き返したホームランで9試合連続安打、最近の打席について水谷選手は試合前に「このコースに来たらこういうアプローチをするという意識で、コースごとに狙いを持って打席に立っています。特に追い込まれたカウントの時は、狙っていないコース、打とうと思っていないボールはファウルにするイメージで、それが上手くハマっていますね」と良い打席が続く要因を語りました。

また、1番起用が多かった9月前半に対し、この試合で2試合連続の3番起用となった打順に関しては「基本的には打撃のアプローチを変えているつもりはないです。1番なら出塁はもちろん、初回から勢いづける2ベースやホームランを求められていると思いますし、3番ならチャンスで回ってきて長打でタイムリー、さらにチャンス拡大というのがベストだと思います。でも例えば先制の場面なら、チームとして犠牲フライで1点、もっと言うと内野ゴロの間に1点という感じで、状況やカウントによって変えている部分もあります」とチームバッティングの意識についても語りました。

また、ホームランについては「今日はパイナップルサンデーなので思い切っていきました」と自身がアンバサダーを務めるナゴパイナップルパークのテーマソングを第1打席のみ登場曲にする、通称パイナップルサンデーをアピールするコメントを残しました。

起用に応え、2試合連続で初回に先制打を放った水谷選手、逆転優勝へ向けさらなる活躍に期待が高まります。

北海道文化放送
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