6月の東京都議選で当選した議員に配布されている「10金」製の議員バッジの調達費用が金の価格の高騰で、前回と比べておよそ3.6倍になったことがわかりました。
6月に当選した都議には新しいバッジが配布されましたが、都議会事務局によりますと、バッジ1個あたりの単価は前回の2021年の配布時は、およそ1万2980円だったのに対し、今回は、4万7355円とおよそ3.6倍になったということです。
高騰した主な要因は、バッジに使われている10金の価格の高騰によるということです。
今回は予備を含めてあわせて132個作られ、費用はおよそ625万円だったと言うことです。
都議のバッジは返還の義務はなく選挙の度に、新人だけでなく、再選した議員にも原則配布されています。