イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ市への地上侵攻が進む中、現地で重い病気を抱える子どもらが治療を受けるためにイギリスに到着しました。
イギリス政府によりますと、到着したのはガザの子どもらとその親や保護者、18歳未満のきょうだいです。
今後、数週間以内にさらなる子どもらとその家族を受け入れるとしています。
今回の受け入れは、イギリス政府が7月に発表した人道支援策の一環で、ガザで病気やけがを負った子どもたちを無償で治療するものです。
イギリス政府は声明で「子どもたちは戦争の罪なき犠牲者だ。最初の子どもたちを迎えられたことは、人道支援への揺るぎない決意と国際協力の力を示すものだ」と強調しました。
ヨーロッパでは、スペインやイタリア、アイルランドなどでも、ガザの子どもらを受け入れる動きが広がっています。