2026年1月に予定されている名護市長選挙を巡り現職の渡具知武豊市長が17日、「全身全霊で3期目に挑みたい」と出馬を表明しました。
名護市の渡具知市長は17日の市議会の一般質問で、与党議員から3期目に向けた意思を問われ「名護市のさらなる発展を目指す」として出馬を表明しました。
名護市 渡具知武豊市長:
これまで2期に実現したそれぞれの成果を結び付けていく事でより相乗効果の高い施策を展開していきたいという思いも抱いております。全身全霊で3期目に挑みたいと考えております
渡具知市長は政府が進める普天間基地の名護市辺野古への移設計画について就任以来、賛否を明言していません。
議会後、報道陣の取材に応じ辺野古への移設計画について次のように述べました。
渡具知市長:
現在普天間飛行場代替施設建設が進んでいく中において私の発言によって移設計画が加速をするあるいは止まるということは無いものだという風に思っております。市長である私のなすべきことについては市民の不安を払しょくし生活環境を守る手段を講ずることだという風に考えております
市長選を巡っては、市政野党が擁立した名護市議会議員の翁長久美子市議が、普天間基地の辺野古移設に反対の立場で出馬を表明しています。
このほか、学習塾経営の伊波勝也さんが出馬を表明していて、新型コロナウイルスのワクチンについて検証するとしています。