三菱自動車は18日、新型「デリカミニ」と「eKスペース」を10月29日に発売すると発表した。

いずれも天井が高く広い車内空間が人気のスーパーハイトワゴンに分類される軽自動車で、デリカミニは2023年5月の発売以来、初めてのフルモデルチェンジ。

価格は「デリカミニ」が196万4600円から、「eKスペース」が174万9000円から(※税込)。

8月22日の予約開始から1カ月ほどで、すでに4000台の受注が入っているという。

デリカミニは、フロント部分の半円形のランプを大型化した。

また、三菱自動車の先進安全機能に、軽自動車で初となる「後側方衝突防止支援システム」を導入したほか、ドライブモードをダイヤル式で選ぶことができる仕組みを、軽自動車として初めて導入、路面状態や走行状況に応じて5種類から選べるという。

三菱自動車の中村達夫副社長は、新型デリカミニについて「非常に重要な戦略的な役割を担っている」と、期待感をあらわにした。

これまで取りきれていなかった30代から40代のファミリー層のほか、女性をターゲットとし、三菱自動車全体の販売規模拡大の足がかりにしたい狙い。

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