17日は山形市内でも雨が何度か強く降る場面あったが、西川町では9月の観測史上最も多い雨の量を記録した。この後も、18日夕方にかけて大雨になるところがある見込みで、土砂災害などに注意・警戒してほしい。
山形地方気象台によると、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定となっている。
このため県内では局地的に雷を伴った激しい雨が降った。
<きょうの1時間降水量>
鶴岡市荒沢 39ミリ
酒田 31.5ミリ
大蔵村肘折 31ミリ
鶴岡市櫛引 29ミリ
特に西川町大井沢では、1時間に35ミリと「9月の観測史上最大」の雨量を記録した。
今後も、雨雲が予想よりも発達した場合や、同じところに停滞した場合は「警報級の大雨」となるおそれがある。
18日午後6時までの24時間に降る雨の量は、県内全域・多いところで80ミリと予想されている。
気象台はこのあと18日夕方にかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけている。
また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物への被害にも注意が必要。