三豊市議会の男性議員が市の職員に対してパワーハラスメントが疑われる行為をしたとして、山下昭史市長が9月17日、議会に対し事実関係を確認するよう申し入れました。
申し入れは、三豊市議会のハラスメント防止条例に基づいて行われたもので、山下市長が丸戸研二議長に申し入れ書を手渡しました。
申し入れによりますと、パワハラ行為があったとされるのは、当選5回の横山強市議で、9月10日、本会議の開会前に市の職員が手渡した答弁書を目の前で破り、この職員に対して大声で侮辱的かつ威圧的な発言を繰り返したということです。
また、11日の本人の一般質問の中でも別の職員の個人の尊厳を害する発言があったということです。精神的な負担から業務に支障が出ている職員もいるということで、申し入れでは、事実関係の確認など速やかな対応を求めています。
(三豊市 山下昭史市長)
「議場におけるハラスメントと思われる行為があった大衆の目の前で起こったことなので議会としての適正な判断・対応を求めたい」
(三豊市議会 丸戸研二議長)
「できるだけ客観性を持たせて広く市民にも理解してもらう必要がある第三者委員会を速やかに設置して具体的に事実関係を明らかにし適切な対処方針を見出したい」
OHKの取材に対し横山市議は、「決してパワハラではない。一般質問は筋を通していてどう喝するような言葉は言っていない」と話しています。