関西電力は、17日、福井県の美浜原発で原発の新設に向けた地質調査を今年11月から開始する計画を発表しました。

関西電力はことし7月、福島第一原発の事故を受けて中断していた美浜原発での原発新設に向けた地質調査を再開する方針を公表していました。

関西電力が17日に発表した計画によると、調査はことし11月から開始し、2030年ごろまでおよそ5年間かけて実施します。

調査は原発の北側の山地や南側の海底など敷地内外の広い範囲で行い、将来活動する可能性がある断層がないかなどを調べるということです。

また調査では、福島の原発事故の後に設けられた新しい規制基準を満たすかも調べます。

新設についは地質調査の結果に加え、事業として成り立つかなどを踏まえて判断するということです。

関西テレビ
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